子連れパチンコとは何か 問題点や起こる理由を考えてみた

近年、子連れでパチンコに来ている親がたくさんいるといわれています。
昔から問題視されているのは、子連れでパチンコに来るのはいいのですが、車内に置き去りにして、親がパチンコをしている間に子供が車内で亡くなってしまうというどうしようもない事故です。
そもそも、どうして親はこうした事態を引き起こしてしまうのでしょう。

パチンコに子連れで来る理由

そもそも考えられるのは、親がパチンコ依存症であることです。
依存症ですから、ちょっとやそっとでは辞めることは出来ませんし、子連れで来ることに対して何の抵抗も持ちません。
自分が遊べたらそれで満足できるわけですから、家に放置しないで車でお店の前まで連れてきたという事実があればそれで良いと思っているのでしょう。
それで、結果的に子供を置き去りにしてしまい、自分はパチンコに熱中してしまうというわけです。
夏場に乳児を置き去りにして…というニュースはこれまでに何度も報道されてきましたが、一向に無くなる気配もありません。

子連れでお店の中に入る親も

これは本当に何を考えているのかと思います。
そもそも、パチンコ屋さんは18歳以上の立ち入りが禁止されています。
何より、子供にとってはパチンコ屋さんは、騒音も激しいですし、玉に躓いて転ぶこともあるかもしれませんし、禁煙でなければ店内のタバコの煙に毒される可能性だってあります。
自動ドアに挟まって怪我をするかもしれませんし、勝手に動き回って他のお客さんに迷惑をかけてしまうかもしれません。
そうした危険が多いのにもかかわらず、平気で店内に子供と一緒に入るというのは、やはりパチンコ依存症が原因であり、子供をつれてくることがどんなに周りに対して迷惑を与えているのかを理解できていないのでしょう。

お金がない人も

パチンコ依存症に輪をかけて、お金がないという人もまた子連れでパチンコに来るのではないかと思われます。
その分仕事をしたらいいのに、一攫千金を狙って遊びに行くというわけです。
当然そのときには、お金に余裕がないわけですから、他にことに気が回ることもありません。
結果、そのときは無事であっても、いつか事故が起こるかもしれないという危険性を常に秘めてしまうことになるわけです。

子連れパチンコの前に

まず、子連れパチンコをする以前の問題で、小さな子供がいるのならば、パチンコは控えたいものです。
まだ小さな子供を連れて買い物に行くというのならば話は分かりますが、パチンコというのは教育上絶対に良いものではありません。
もしもお金が理由でパチンコに行くというのならば、その分働けばよいことですし、どうしてもパチンコに行きたいのであれば、託児所に子供を預けるなど、子供にとって安全な方法を選ぶようにしたいものです。

どのような理由であっても、子連れのパチンコは良いものではありません。
依存症になる理由も、そもそもお金の魔力に取り憑かれていることだと考えられます。
パチンコというのは、一時的にはプラスにはなるかもしれませんが、長期的に見たときには、必ずお店が勝つように出来ている商売です。
子連れでパチンコに行って、大事な子供を失うかもしれないことは、常に頭に入れておきましょう。