現在月収7万円!37歳多重債務経験者のお金がない生活

お金がない、でも借金はできないし法は犯せない、そんな私の生活ノウハウを紹介するブログです。

お金の工面というのは、思っているよりも大変なものです。生活費がどうしても足りない、仕事もない!という場合にはどうしたらいいのでしょうか。もし、仕事がないのであれば、ひとつの手段として「生活保護」というものがあります。最近はニュースにもなって話題になっていると思いますが、この生活保護はどのようにして受けることが出来るのでしょう。


生活保護を受けるには?

まず、生活保護を受けたいと思ったら、圧倒的にお金がないことが条件の一つになります。手持ちの現金はもちろんのことですが、預金通帳の中にもお金が入っていてはいけません。全くの所持金0でなければだめということはありませんが、とにかく生活も何も出来ないレベルの金額であればまず問題はありません。それから、不動産を含めた資産があってはいけません。なぜならば、たとえば車を持っているのならば、それを売ってお金にしなさいといわれるからです。持ち家があっても同様です。生活保護というのは、「生活するために考えられる手段をすべてとった上で、まだ生活が出来ない人」のためにある、まさしく最終手段のようなものなのです。


生活保護の申請について

生活保護を申請するためには、自分が住んでいる地域の市役所に行く必要があります。受付の窓口に行き、生活保護を受けたいことを伝えれば、すぐに案内してくれるはずです。最初は簡単な状況説明をして、生活保護を受けたいということを伝えればよいでしょう。それで初日は終わりです。後日、必要な書類を揃えて持ってきてほしいといわれるはずです。印鑑や銀行の通帳などですが、ここにお金が入っていては保護を受けることは出来ません。申請書を受け取ることが出来れば、申請が通る通らないに関わらず、話をすることは出来るでしょう。


いつ申請が通るのか

実は私は、生活保護を受けたことがあります。実際に審査に通ったのですが、当時住んでいたアパートに住み続けることが出来なくなるくらい、お金も仕事もなくなったことが申請をしたきっかけでした。現金もなくて、バイトも何もない状態ということもあって、審査に通ることが出来ました。ですが、申請を出してから審査の合否が出るまでには、大体2週間から3週間くらいかかると思っておきましょう。ですから、もう駄目だと思った瞬間から申請をすることを考えた方が絶対に良いと思っておきましょう。


生活保護はどんな感じのものなのか

生活保護というのは、いつまで受けることが出来るというのは特に決まっていません。保護を受けている人が自立することを目的としたプログラムになっていますから、仕事が決まって安定することが出来れば生活保護は終了になるというわけです。裏を返せば、安定することが決まらなければいつまでたっても生活保護の打ち切りが決まらないということです。ただ、保護を受けるには条件があって、それは月に数回就業に関することの活動をすること、そしてその活動について報告をすることです。支援のための生活保護なのに、何もしていないというのは基本的に許されることではないということです。受け取ることが出来る金額は、一人暮らしであれば大体10万円程度です。その人が生活していけるだけの最低限度の金額を計算されて受け取ることが出来るようになっているのです。ちなみに、住む家がないという場合には、自分で設定された家賃以内であれば好きなところを探してそこに住むことまで出来てしまうのです。


生活保護は場合によってはとても便利

さて、この生活保護ですが、お金の面以外に福祉の面においても保護されています。特に優れた点としては、病院に行くことに対してお金がかからないということです。行ける病院の種類が決まっていたりしますが、保険の3割負担すらありませんから、病気になったとしても安心です。


申請を出す前に

さて、先に述べたとおりですが、生活保護というのは、本当にお金の工面ももう出来ないという人のための最終手段に他なりません。生活が出来るようになる代わりに、持っているすべてを失う可能性だってあるのです。ただ、細々ではありますが、本当に安定した生活が出来るというところがありますから、自分が社会復帰をすることに対して活用するというところについてはメリットは大きいでしょう。