借りたお金はきちんと返さないと・・・
こんにちは。
借りたお金はちゃんと返していますか?
もちろん返しているという人が大半だと思いますが、中には全く返していないという人もいるかもしれません。
もし、お金を全く返さなかった場合はどうなってしまうのでしょうか。
8年返済しなければ・・・?
これは私の体験なのですが、2007年に消費者金融から借りたお金がありました。
仕事もなく、全然返せないままに結局返済に対しては時効を迎えるという形になったのですが、元金が20万円だったのに対して、利息が30万円近くついてしまっていました。
そのときの金利は18%ほどだったか、それとも当時のグレーゾーン金利で20%以上あったのかは思い出したくないのですが、とにかく借金の増え方がすごかったです。
実際に何を言われても返済のしようがなくて、結局1年半ほど前に裁判所から呼び出しを食らったわけです。
裁判所に行く前に
私の場合、裁判所に行くことになったわけですから、当然お金を返済していかなければならないと思いました。
それで、借りていた業者とは別に、年月が経ちすぎていたこともあり、債権を委託された業者と話をして、返済のプランを立てたところまで行ったのです。
ですが、判決の前に裁判官が時効の申し立てが出来るということを言ってくれたため、無事に(厳密に言うと無事ではありません)時効が成立し、お金を返済しなくても良くなりました。
本当はお金を返さなければならないわけですが、時効成立になるくらいに借りてから年数が経っていれば、お金を返さなくても良いケースになることがあるのです。
ですが、少しだけ述べたとおり、厳密には無事ではありません。
時効にすることのリスク
時効というのは、例えば、窃盗の時効は7年、殺人の時効は15年といったように期限がある程度定められており、それを超えると事件として立件できなくなるという仕組みです。
お金を借りることに対しても時効の期間があり、それを超えると返済の義務がなくなります。
ですが、お金を借りて返さないでいると、リスクが生じてしまいます。
このリスクというのは、一度やってしまうとお金を借りることがむずかしくなってしまうということです。
時効成立をさせてしまうと、当然その会社にお金を返さなくても良くなるわけですが、お金を返済したという記録を残すことも出来なくなるため、信用情報の回復が出来なくなります。
個人信用情報機関には、その記録が残ってしまうわけですから、当然今後お金が必要になったということがあってもお金を借りることが出来なくなるわけです。
それを避けるためには、やはりお金をきちんと返さなければなりません。
お金を借りたら返すというのは当たり前のことです。
金額が大きければ、債務整理、自己破産という手段もあります。
払えないからといって、逃げていると私のようになってしまいますから、十分に気をつけて、まずは弁護士に相談をして、どのように解決させていくかを考えるようにすると良いでしょう。